広島で一泊
広島で、一泊します。
もう夜遅いので暗いのですが、さすがは広島。金曜の夜ってこともあるんでしょうが、人通りがいっぱいです。
今日はこんなホテルにとまります。ホテルグランヴィア広島です。
こんなロビーでした。部屋の写真は、うっかり撮り忘れてしまいました。残念なぐらいシャワーカーテンが臭くて泣きそうです。まあ、とにかく駅前にとまれたのでOKとしましょう。
明日は、広島観光をして...どこまで行こうかなぁ。まだ今日のゴールを決めていませんが、まあ適当に過ごします。
ではまた。
Posted at 2010/07/09 23:32 by みつ in 見どころ | コメント[0]
温泉津から広島へ
では、温泉津から広島まで移動しましょう。
まずは、13時20分温泉津発、13時39分江津着の普通列車に乗ります。
こちらです。数名の乗客をのせて、出発です。
やっぱり沿線は日本海が望めて、非常に気持ちのよい路線ですね。
次は15時08分江津発、18時51分三次着の普通列車です。江津では1時間半程度の時間があります。お昼ご飯を食べていなかったので、ちょこっと食べましょう。
あ、ちなみに、次にのる三江線の時刻表、こんなにあっさりしています。しかも、三次まで一本でいけるのは次の15時08分と、朝6時2分というのですから、罰ゲームみたいな本数です。しかも、三次まで3時間43分!恐ろしいほどの時間です。頑張りましょう。
わたくし知らなかったのですが、この近くに有福温泉というものがあるそうです。
江津駅はこんなかんじです。静かな駅でした。
端っこの方に観光案内所があります。ここで、何を食べたらいいか尋ねた所、残念ながら地の魚を食べられる店は1時半でラストオーダーでした、ということです。他には定食屋とか喫茶店とか、そういうところしか今は開いてませんというのです。そりゃそうか...
アイスティを注文。今回はストレートでお願いしました。
サラダ付きのシーフードドリアをお願いしました。ドリアって、お米とチーズというわたくしの好きなもので構成されているので、これが注文できて本当に幸せです。
食後、駅までもどる途中、信号待ちしていると、地元のおばあさんがわたくしの大荷物に関心を示して話しかけてくださいました。駅までの間、ゆっくり歩きながらお話をします。病院帰りだそうで、これから三江線に乗って3つ先の駅に帰るんだそうです。物腰が柔らかくて、とても上品な方でした。列車の待ち時間が素敵な時間になり、感謝しております。
あ、駅にはこのような石州瓦をアピールする展示がありました。
こちらの列車に乗ります。
山陰本線に列車が入線してきました。右側の線路が三江線です。
この三次駅、3線ののりばがありますが、すべて列車が入っているという瞬間です。15時04分の出来事でした。
さて、出発です。
珍しい名前なので、撮ってみました。
橋の上、地上30メートルのところに駅があるという、高さ日本一の駅です。この駅から列車に乗ろうという猛者は、30メートル分、いわば10階建ての建物と同じ高さをひたすら階段で上がるトレーニングで汗をかくことになります。
口羽駅で列車すれ違いを行うとのことなので、さっと外へ出てみます。
まあ、想像通りの地味っぷりです。列車にもどりましょう。
三次駅入線時に、この列車はしばらく線路上で待機させられます。どうやらこれから乗る芸備線が大雨の影響で、遅れているらしいのです。そんなのをネットで調べて、運転士さんとわたくしの他にもう一人だけ乗客のおばさまがいたので、3人でやいのやいのと話して、なんだか盛り上がりました。
次は19時57分三次発、21時48分広島着の普通列車です。ここでは1時間ちょっと時間があります。街をみてみましょう。
駅と観光案内所です。ここは大きな街でして、車が頻繁に入ったり出たりしています。
春は桜、夏は鵜飼、秋は霧、冬は...特に記載がありません。こうなると冬の三次が気になりますね。
広島につくのが遅い時間になりますので、ここで晩ご飯を食べてしまいましょう。30分ぐらい飲み食いできたらいいかな、と。
では、スタート。田舎町の居酒屋の雰囲気で、常連さんたちは和気あいあいと語らっています。
こんな雰囲気でお食事です。味は、特にコメントはありませんけど。
すっかり暗くなって来ました。駅前にイルミネーションが輝きます。
こちらに乗って広島に向けて出発です。
出発直前、さきほど三江線でわいわい話をしていたおばさまから、パンとコーヒーの差し入れがありました。なんだか恐縮です。居酒屋に行っていたのでお腹はいっぱいだったりしますが、あたたかい心遣いに感謝して、いただきました。おいしゅうございました。
今日はここまでです。例によって、駅前のホテルをとったので、さっと移動して、さっと寝ましょう。
ではまた。
Posted at 2010/07/09 21:51 by みつ in 見どころ | コメント[0]
石見銀山
では、石見銀山に向けて出発です。
石見銀山は、温泉津温泉街も含めて世界遺産に登録されていますが、なぜか温泉津と石見銀山のある大森地区とはバス路線がありません。残念な状況です。
まあ、ごちゃごちゃ言っていても始まらないので、移動しましょう。温泉津温泉からは、バスは無いのですが乗合タクシーなるものが出ています。それを頼んでいました。3000円で温泉津から銀山まで運んでくれます。ただし、乗合の仲間がいなくて、わたくし一人で乗ったので、3人いれば一人1000円ですが、わたくしだけなので3000円です。まあ、他に移動手段もないですからOKとしましょう。
まずは、銀山に向かう前にちらっと寄り道をお願いします。銀山で採掘された銀を、船で諸外国と取引して利益としていたんですが、その船が停泊したのがこの沖泊という場所です。写真では見えないですが、岩場の岩には穴が開いていて、ここに昔の船をロープでとめていたんだそうです。
さて、石見銀山にある、代官所の前に到着しました。石見銀山は、大きくいえば街並み地域と石銀地域の二つで構成されていて、前者は古くからの住宅街を眺めながら過ごす場所、後者は銀山の鉱山そのものを楽しむ所ということになっています。代官所は、全体の一番南側に位置していて、ここから街並みを通過しつつ、鉱山のほうへ歩いていくには絶好のスタート地点なんです。観光案内所があるので、お願いしたらひとつ200円で荷物を預かってもらえました。よかった。
入場料を払って中に入ると、鉱山をどのように採掘していたのかの展示などが多数あり、また世界遺産に登録された根拠を解説するDVDの映像を鑑賞することができます。
では、街並みを散策してみましょう。以下、例によってずらっと道中撮影した写真をはりつけます。
建物の前に「天領」とかかれたものが飾ってありますが、これは、江戸時代にこの地が徳川幕府の直轄地だったからだそうです。それほどまでに銀山の重要性が高かったということなんですね。
街並みを過ぎると、遊歩道が始まります。これより先は観光車両が入れなくなっているようです。
世界遺産に登録された直後は、ここを路線バスが走っていたので、観光客も地元の方も、バスに乗って龍源寺間歩という見どころまで移動できましたが、どんな取り組みでも存在する反対派的な連中にやっつけられてしまったこの地域は、残念ながら路線バスが廃線されてしまいました。世界遺産になって、観光客が増えたために地域住民がバスに乗れないなど日常生活に悪影響がでているので、観光客の利便性のためのバスは止めるように訴えたんでしょうが、結果として路線バスが廃止になってしまい自分たちの足をも奪ってしまうという悪い状況に追い込まれているようです。
なんとかならないものでしょうか?。観光客を呼ぶには交通網が脆弱過ぎます。以前とは比べ物にならないぐらい観光客が減ってしまっていますし。
まあ、しみったれた話はこの辺にして、遊歩道を進んでいきましょう。
こんな景色の遊歩道を進んで行きます。2、300メートルぐらいごとになにかしら見どころがあるので、全然飽きません。
さきほどチラッと「龍源寺間歩」(りゅうげんじまぶ)という名前を書きましたが、間歩というのは銀山の坑道のことになります。なんと、石見銀山にはこの間歩、つまり銀山坑道の入り口が600もあるんですって。山の方に入っていくと、そこら中に間歩の入り口が見つけられます。
さて、そんな多数ある間歩の中で、龍源寺間歩というところは銀山坑道の見学ができるんです。代官所から徒歩1時間弱のこの受付で入場料をはらって、いざ間歩、坑道の中へ入りましょう。石見銀山の最高の呼び物は、この間歩ですので、わすれずにチェックですよ。
中は湿度が高いのか、間歩の入り口から霧状の空気が出てきます。写真のかんじ、わかりますでしょうか?中に入る前から、ちょっとどきどきする演出です。クーラーの風に当たっているよな錯覚をおこすぐらい、間歩から出てくる空気は冷気と湿気を含んでいます。
中は、かなり暗いです。閉所と暗闇が恐怖症の方には、この腰を屈めなければ進めず、明かりも写真のようにごくまれにポツッと光っている程度の場所では厳しいと思われます。
間歩の中は気温14度ぐらいで一年中同じ気温です。外を歩いて汗をかいているので、寒さが身に染みます。
たった170メートルですが、龍源寺間歩はいろんな表情を見せてくれます。楽しい場所です。暗すぎて、たまにあるこの写真のような場所で明るい光を見てしまうと、その後に間歩の中を歩くときにすぐに目がなれないので、ちょっと怖いです。
龍源寺間歩を抜けて、その後外にでるには、新道を抜けていけばOKです。あまりニーズはないのかもしれませんが、途中には腰掛けが設置されています。すこし上り坂なので、疲れた方はどうぞ。
この新道には、展示が多数あります。かなりおもしろい内容で、勉強になります。ありがたいことです。
出口が見えてきました。なぜかほっとします。
出口付近の案内所には、銀山が賑わっていた当時の道具などを展示してあります。右側の写真の構成を、左側の石の上でかち割っていたそうです。
銀山の神様を祭ってあるらしいですが、そんなことより、石垣が注目ですね。
そういえば、代官所から龍源寺間歩までの路線バスがなくなった代わりに、自転車タクシーが活躍しているみたいです。わたくしはいつものように歩きましたし、歩くことが苦ではないので問題ないのですが、歩くのがしんどいならこの自転車タクシーをお願いするのもいいでしょうね。
ここにも観光案内所があり、いろいろ教えてくださいます。ありがたいことです。
自転車タクシーがいっぱいとまっていました。この銀山公園は、銀山の遺跡の中心部分にあるので、ここまで車で来て、このあとうろうろするっていのは、贅沢な時間の使い方ですね。
バス停の近くに五百羅観音がありました。もっと近くで見たい方は、拝観料をいくらか払えば見られます。
乗ろうと思っているバス停の所には、貸自転車屋が賑わいを見せていました。この銀山公園から龍源寺間歩までは、徒歩45分、自転車15分ということですので、自転車もいいですね。
では、バスにのって、世界遺産センターに行ってみましょう。
ここから、大久保間歩という巨大な坑道を見学するツアーが1日2〜4回程度行われているみたいです。タイミングが合えば、ぜひ行ってみたいですね。
この建物の中は、ここだけ写真撮影OKです。大久保間歩の内部の様子と、5倍の大きさにした毛利氏が天皇に上納していた銀貨です。本物の銀を使っているんですって。触ってもいいんですよ。
他には、銀山の利益を争った戦国時代の争いのことや、銀の精錬方法である灰吹法のやり方、発掘調査で出てきた遺物、遺構などを紹介しています。これ、おもしろいですよ。
では、バスで代官所前に移動して、荷物を回収して、何らかの方法で温泉津駅へ向かいましょう。
観光案内所で、タクシーを呼んでいただきました。今日は暇なので、いろいろ話の相手をしてくれます。ありがとうございます。
さて、温泉津駅から旅を再開しましょう。このあとは、難所に挑んで広島まで行こうと思います。
ではまた。
Posted at 2010/07/09 13:07 by みつ in 見どころ | コメント[0]
温泉津温泉の朝
今日は、世界遺産が観光のターゲットです。見たあとは、広島に向かいます。残念なぐらい列車が走っていない三江線と芸備線を攻略しなければいけません。がんばりましょう。
あさ、4時半ごろ目がさめて、その後二度寝をして、などと過ごしていたら、街中に鳴り響く音楽が。午前6時になると、大音量で音楽が放送されるみたいです。みなさん、早起きなんですね。すばらしい!
ここも元湯と同じで、ほぼ何もなしですので、道具を忘れずに。ただ、シャワーはついていますので、元湯よりは過ごしやすいかもしれません。
お湯は、やはりすこしぬるく、41〜2度ぐらいだと思われます。お湯はばっちりいいです。すばらしいです。いいお湯っていうのは、朝からテンションをあげてくれます。
薬師湯の2階、3階は、のんびりできるスペースがあります。仲間と過ごすにはいいかもしれませんね。実際、6時ごろですが井戸端会議をしている方々がいらっしゃいました。
さて、宿にもどって、昨日お願いした朝食をいただきましょう。こんな朝食です。なんだかお米がおいしいんです。おひつに大量に入っていたので、根性で3杯食べましたが、あとから係の方がいらっしゃって、まだ残っているじゃないかと、ダメ出しをくらってしまいました。そんなに食べられませんが...どうやら契約農家から仕入れているお米らしいので、へんなお米ではないみたいです。
この後は、宿から銀山までタクシーで移動して、世界遺産を体験しましょう。
ではまた。
Posted at 2010/07/09 08:23 by みつ in 見どころ | コメント[0]