湯郷温泉にて
では、林野という簡易委託駅で降り、タクシーで湯郷温泉を目指しましょう。
こちらが林野駅からの眺めです。右手にはマンションらしきものも建っています。ここは美作市の中心地なのかもしれませんが、駅のホームは1面1線です。
簡易委託駅ですが、人の気配がありません。とおもったら、そろそろ閉めるみたいで、奥でお金を数えているみたいでした。下車印が欲しいというと、下車印はないからこれでもどうぞ、と小さなハンコを押してくれました。
ここは湯郷温泉の玄関口ですので、タクシーも駅前にとまっています。ありがたいことです。
タクシーでの移動中、運転手さんと少々おしゃべりを。こちらの地域に関東から人がくるのはめずらしいんだそうです。ほとんどの客は大阪やら姫路やら、そのあたりからだそうです。運転手さんも瀬戸内海側出身らしく、美作では海のものが食べられないので悲しい思いをしているんだそうで。
あ、美作って読めます?「みまさか」といいます。
宿の後ろには、円仁法師と白鷺の像があります。開湯は、円仁法師が見つけたときからだそうで、1200年の歴史があるんだそうです。
宿の中は、こんなカンジです。ここはずいぶん昔から営業しているようですが、代替わりをしたのか、よくあるお洒落系の宿にリフォームしたみたいですね。
今日のお部屋です。リフォームして綺麗にしているようですが、手直しが必要なところもあったり。詰めが甘いですねぇ。
こちらは庭です。窓の外に見えます。
さて、今日こそは洗濯物を洗わないとダメなんです。ダメモトで宿の方に聞いてみると、歩いて1、2分のところにコインランドリーがあるって教えてくださいます。これはありがたい!
ありました。店の中にはツバメが巣を作っているという、非常におおらかな環境ではありますが、無事洗濯することができました。いい温泉地です。
洗濯中に、さっとお風呂に入りましょう。別棟に浴場がありました。
中はこんなかんじで、透き通るお湯が印象的です。お湯は、よくあるナトリウムカルシウム塩化物泉です。じっくり温まりたいところですが、20分そこそこで洗濯が終わるので、さっと入ってすぐにコインランドリーへ向かい、乾燥機に入れ替えます。乾燥機は40分程度、という自分のなかの目安があるので、夕食をいただいている最中に、一度洗濯物を回収にいくつもりでいます。
乾燥機に入れたあと、宿への帰り道に見つけたお店です。どうですか?お茶漬けを出してくれる店です。宿のご飯をたのんでしまっているので入れませんが、ここのお店も十分に気になる存在です。
食事はこんなところでした。まあ、味は悪くありません。量が多すぎないのでうれしいところです。対応してくださった宿の方も、やさしそうなタイプのかたで好感がもてます。途中洗濯物を取りにいくっていう訳のわからない客にも気持ちよく対応してくださいました。ありがとうございます。
今日も、休肝日を成し遂げました。2日連続とは、この旅のなかではありえないことです。やはりためしてガッテンを見て以来、あまり飲む意欲がわいてきませんね。今日はそんなに歩いていないからかもしれませんが。
明日は姫路、岡山を経由しつつ津山までいくか、新見の方まで行くか、まだ決められていません。とにかくここ数日が、本数の少ない区間を進むために計画が難しいところです。まあ行き当たりばったりでいいや、と思っていますけど。
ではまた。
Posted at 2010/07/05 23:20 by みつ in 見どころ | コメント[1]
鳥取から林野へ
では、出発です。次は15時23分鳥取発、16時19分智頭着の普通列車にのります。
こちらにのります。
次は16時21分智頭発、17時32分東津山着の普通列車です。
こちらです。乗り換えは2分しかありませんが、同じホームなのでスムーズに乗り換えられます。
こんな雰囲気の線路を進んで行きます。かなりゆっくり走って行きます。
次は17時35分東津山発、17時54分林野着の普通列車です。
ここでも乗り換えが3分しかありませんが、さくっと乗り換えられるので無事、出発できました。
今日はここで列車の旅を終了し、ここからタクシーで湯郷温泉に向かうことになります。
ではまた。
Posted at 2010/07/05 17:57 by みつ in 見どころ | コメント[0]
鳥取砂丘
では、鳥取を観光します。鳥取と言えば、鳥取砂丘です。日本三大砂丘の一つですが、その迫力では、他の砂丘の追随を許さないぐらい、強烈なインパクトをあたえてくれる場所です。
駅前からバスがでていますので、コインロッカーに荷物を放り込んだら出発しましょう。
この階段を上ると...
こんなかんじです。でかい!起伏も多いためいろんな表情があり、圧倒されます。
以下、撮った写真の一部をずらっと貼り付けますので、どうぞ。
いかがでしょうか?こんなの、写真じゃつたわらないです。とにかく、ここを歩いてもらえれば、どのくらいすごい場所なのか分かってもらえるんじゃないかと思います。砂が深い所があるので、歩きやすい靴がいいですよ。気をつけていても靴の中に砂は入ってしまいますので。
鳥取砂丘と言えば、らくだです。らくだに乗って記念撮影したり、そのへんをぶらっと歩いてくれたりします。ただ、観光客がらくだに乗らずにらくだの写真だけを撮って帰ろうとすると、お金をとられますので注意してくださいませ。
砂丘の入り口付近には、山陰海岸ジオパークなるものがあり、そこには足洗い場があります。これで裸足であるいたり、サンダルで歩いたりして砂まみれになっても安心ですね。ちなみに、真夏に裸足であるくのは無理です。夏の砂浜と同じですから、ものすごく熱いです。このへんも気をつけたほうがいいと思います。
ちなみに、ジオパークの中には、砂丘の形成過程などがわかりやすくまとめてあったり、砂丘の見どころを紹介してくれたりするので、初めての方はここへ寄ると面白いと思います。
展望台へのリフトというものがあります。行ってみましょう。
ここから、片道200円、往復券だと300円です。
道の上を通って行きます。このあたりは風も抜けるので、非常にきもちいいですよ。
展望台につきました。中へ入りましょう。
1階はいわゆる観光地的な匂いがプンプンします。ここは忘れましょう。
展望台からの眺めです。まあ、正直、わざわざここからみる必要があるのか疑問だったりします。砂丘自体にも起伏があるので、高い所からみれば見渡せますし。
あまりテンションが上がりませんでしたが、ここにいてもしょうがないので戻りましょう。
リフトからみる景色です。実際、リフトは高低差がほとんど無いため、乗っていても砂丘はほとんど見えないっていうオチだったりします。
リフトの下にこんなものが。鳥取といえば、らっきょうと梨ですね。らっきょうの花は紫色なんですね。初めて知りました。
さてさて、バスで鳥取駅にもどりましょう。バス停で待っていると、こんなのぼりが目に入りました。あごカツ。あごとは、アントニオ猪木の身体的特徴が際立っている部位のことではなく、トビウオのことです。これ、食べたいんですが、さきほど思わずサッポロベジタブルを食べてしまっているので、お腹が空いていません。残念。
では、このバスに乗って鳥取駅に向かいます。バスの出発までの間、運転手さんとおしゃべりをしておりました。きさくな雰囲気のおじさんで、旅の話などをしておりました。おじさん夫婦は今度佐渡に行くといわれるので、わたくし先月行きましたよ、居酒屋で食べた魚がおいしかったですよ、という話をしたところ、いやいや、魚はこの鳥取で食べるのが一番おいしい、と、漁師の友達から直接もらうからね、みたいな、贅沢なお話を教えてくださいました。うらやましい...
では、駅に戻って、旅を続けたいと思います。
ではまた。
Posted at 2010/07/05 15:06 by みつ in 見どころ | コメント[0]
城崎温泉から鳥取へ
さてさて、城崎温泉駅から出発です。
駅は、ほとんど人がいません。みなさん、バスツアーできているんでしょうか?
まずは10時02分城崎温泉発、11時10分浜坂着の普通列車にのります。
こちらです。なんとも言えない色づかいの車両ですね。ここで駅員さん、「進行方向右側が、海側です」なんて教えてくれます。なんという配慮でしょうか。言われる前からわかっていたことですけど、言ってくださるってことが素敵なんです。
途中、カニの手らしきものがデカデカと飾ってある駅を通過します。香住駅です。
この駅で、信じられないぐらいの乗客が乗り込んできます。どこかのツアーが2つ、それぞれ50人ぐらいを引き連れて車内が大混雑になります。なんだこりゃ、と思い、隣の席に座られたご夫婦にたずねると、どうやら今月16日までで利用が終わる餘部鉄橋を見学するっていうのがツアーに入っていて、バスで香住駅まできて、列車にのって餘部鉄橋を渡って、餘部駅で降りて、鉄橋を見学しつつバスに乗って次へ行く、みたいな企画だそうです。なんというか、地元の方以外で鉄橋に思い入れのある方というのはそう多くはないと思いますが、なぜこんなに大量にツアー参加者がいるんでしょう?謎です。
鉄橋を通過中。当たり前ですが、列車の窓からはほとんど鉄橋の様子が見えません。ただ、ずいぶんと高い所を走っている橋だとは分かっていただけるのではないでしょうか?これを鉄で作ったっていうんですから、それはそれは見事な橋脚なんでしょうね。わたくし、写真でしかみたことないです...
餘部駅に停車、2つのツアー客のうちの1つの乗客たちがわらわらっと降りていきます。すこし車内が空いたので、列車の後ろから鉄橋を撮影してみました。ここからでも、やっぱり線路しかみえませんけどね。
ここで乗り換えです。次は12時02分浜坂発、12時48分鳥取着の普通列車です。1時間弱の時間があります。散歩に出かけましょう。
やっぱりここでも蟹が熱いんですね。こんな巨大看板が出迎えてくれます。
駅前は、あまり活気のない商店街が見えます。すこし歩いて、すぐに引き返してきてしまいました...
駅舎の左手に、こんな部屋が。さっそく入ってみましょう。
この部屋には、昔の鉄道で使われていた各種道具がならんでいます。写真以上に大量にあります。めずらしい切符なども置いてあります。いい時間つぶしになりました。
駅前では、やっぱり蟹だらけ。イカも良いのかもしれません。
この看板でも、鉄子の部屋にいた観光案内の方のお話でもそうですが、1時間から1時間半ぐらいの時間があればいろいろみる所はありますが、もう30分もない中では、どうにもこうにも、とのお話です。そりゃそうですね。まあ、駅前を探検したのでよしとしましょう。
駅前にあったお店では、こちらの商品が気になりました。浜坂ちくわ、聞いたことはないのですが、ご当地グルメだというので、興味津々です
というわけで、今日のお昼ご飯はこんなふうになりました。気になったものを買っただけなんですけど。
こちらが名物のちくわです。味は...間違いなくちくわの味です。たとえば豊橋名産のちくわと、どんな風に味が違うのか説明しろ、といわれても、説明できないぐらい、この浜坂ちくわは、まさにちくわです。すみません、コメントできません。
こちらはとうがらし味噌のおにぎりです。とうがらしと言ってもそんなに辛くなく、味噌も香り高くおいしいので、こちらは気に入りました。いいかんじです。
さて、次の列車に乗り込みましょう。鳥取行きで、うさぎといえば、因幡の白うさぎのことでしょう。ちょっとかわいくないところがおもしろい絵です。
さきほどお昼ご飯を買った店で、こんなものも買ってしまいました。きっとわたくし、ベジタブルが不足しているのでしょう。これって、見た目以上に満腹になりますね。
おだやかな日本海をみながら、鳥取に向かって進んで行きます。これまた車窓からの景色が素敵です。
ここで一度途中下車して、観光をしましょう。
ではまた。
Posted at 2010/07/05 12:49 by みつ in 見どころ | コメント[0]
城崎温泉の朝
城崎温泉で朝をむかえました。
外は、夜中に少し雨が降っていたみたいですが、いまのところ曇り、この後は晴れるそうです。
こちらは宿の内湯です。城崎温泉のお湯は、観光資源である外湯に対して積極的につかわれており、宿のお風呂はこじんまりしています。街としての取り決めだそうです。外湯は朝は7時からオープンなので、早起きのわたくしとしては待ちきれません。お湯はいっしょなので、こちらのお風呂を使いました。
朝食は、品数が多すぎず、ちょうど良い量です。おいしくいただきました。卵焼きがお気に入りです。
さて、城崎温泉を楽しんだとおもいますので、先へ進みましょう。今日は鳥取、東津山をまわりつつ、湯郷温泉に行こうという作戦です。
駅まで行く道、朝から人通りが多いですよ。みなさん、外湯めぐりを楽しんでいるようです。連泊しているのかな?
ということで、駅に向かって、旅を続けましょう。
ではまた。
Posted at 2010/07/05 09:32 by みつ in 見どころ | コメント[0]