金沢から夜は和倉温泉にて
では、金沢で途中下車して、宿へむかいます。
金沢駅、こんなものが駅にくっついています。「もてなしドーム」という名前で、駅前全体を被っています。すごいデカさ。さすが加賀百万石です。
和倉温泉には、16時14分金沢発、17時46分七尾着の普通列車、17時49分七尾発、17時55分和倉温泉着の普通列車と乗り継いでいきます。
あんまり時間が無いのですが、駅前におもしろいものを見つけました。噴水なんですが、階段状になっているところから、文字になるように水が噴き出て、それが変化していく、というものです。おもしろいなぁ、と、写真を撮ってみました。以下、変化がある都度シャッターを切ったので、どうぞ。
以上、こんなかんじで変わっていきます...やばい!14分の列車に乗らなきゃいけないのに、もう10分になってる!ちょっと調子に乗りすぎました。ダッシュでホームに戻ります。
とか言いながら、もてなしドームの終端部分にある「鼓門」(つつみもん)とやらも写真に撮っておきました。2本のあしが、つつみっぽいでしょ。
急ぐのに、またおかしなものが飾ってあります。時間がないので、これがなんなんだか分からないままですが、郵便ポストの上にどうどうと立っているふしぎなものです。
もう発車直前です。暗いので手ぶれでちゃんと写っていませんが、こちらにのります。もう車掌が笛を吹いています。声をかけて、ちょっと待ってもらいました。一番手前の扉からだと、中に高校生が大量にいるため、入れなかったので、後ろに回る時間をもらいました。ありがとう、車掌さん。
なんだかずいぶん時間がかかって、やっと到着しました。和倉温泉は能登半島の真ん中あたりですから、まあこんくらいの時間がかかるのは当然ですけど。
ここでも3分しか乗り換え時間が無いのになんだかこんな看板が置いてあったので、撮っておきます。
のと鉄道の車両で、七尾から和倉温泉までひと駅移動します。1両目からしか乗れないので、また急いで移動中。ここでも出発の笛がふかれていますが、列車が混んでてなかなか入れません。東京でつちかったラッシュの体の入れ方で、ずばっと中に入ったら、実は入り口だけが混んでいただけなので思いのほか広いスペースが確保できてしまいました。みなさま、すみません...
和倉温泉についた後、やっと前から写真が撮れました。こんな車両ですね。
今日の宿は、「お宿 花ごよみ」です。当日予約で夕食付きなので、うれしいかぎりです。
部屋はこんなかんじ。8畳間です。ひとりでは充分な広さです。
さっそく、源泉温度90度近い、和倉温泉を試してみましょう。
お風呂はこんな感じです。お湯は、やっぱり結構熱い。43〜44度ぐらいありそうです。塩味の強いお湯で、カルシウムも豊富。体がじっくりあったまり、リラックスできます。人気の秘密はこの泉質ですね。個人的にはしょっぱいのはあんまりなんですが。
食事が用意されました。値段が値段だけに、文句を言ってはいけないかもしれませんが、あったかいものもつめたいものも同時に出されると、どうしてもあたたかいものを先に食べなきゃいけなくて、結果味の強いものを先に食べてしまうのでその後のつめたいものの味が薄く感じたりして、わたくし、こういうのイヤです。
ただ、味はなかなかおいしいので、文句ないです!おいしいことは正義です。
もちろん、こんなことになっています。途中、宿の女将がわざわざ部屋までやってきて、挨拶かたがたお酌をしてくださいます。小さな宿なりのサービス、気持ちがいいものです。
いいかんじでよっぱらって、そろそろブログでも書こうか、風呂に入ろうか、みたいに悩んでいるとき、ここ1ヶ月まったく見ていないテレビを、なぜかおもむろにつけてしまいました。すると、NHKのためしてガッテンが放送中。
なになに...以前の放送で、タバコという主要素に対して酒が加わるとガンのリスクが高まると放送しましたが、実は、たばこを吸わずにビール数杯飲んでいる人も、飲んですぐ顔が赤くなる人は食道がんになるリスクがべらぼうに高いことがわかりました。
...え?わたくし、飲んだらすぐ赤くなります。でも気分がよくなって、気づけば大量に飲んでいます。まずいじゃん...
なんだか急に怖くなってきました。アルコールに対して体内の酵素が2つ働くが、まずひとつめがアルコールをアセトアルデヒドに変えて、ふたつめがアセトアルデヒドを分解する、という段取りだけど、顔があかくなるひとは、このふたつめの酵素の動きがおそいということで、日本人の4割がリスクを持っている状態なんだとか。さらに、食道ではふたつめの酵素は働かないんだとか。他の臓器では酵素が頑張ってくれているけど、食道だけは攻撃にさらされっぱなしだとか。
怖いです。飲むの、やめようかなぁ...どうしようかなぁ...
とりあえず、散歩でもして、気を紛らわそうとおもいます。
こちら、和倉温泉「総湯」です。たちよりのお風呂場として、和倉温泉では有名です。ただ、総湯のお湯と、今日の宿のお湯はおなじ源泉ですので、わざわざお金を払って入ろうとは思いません。写真だけ撮っておきました。
ちなみに、総湯は今日までの営業で、一旦休業します。来年4月リニューアルオープンのために、建て直すんですって。お気をつけくださいませ。
総湯の外に、温泉をのめるところがあります。また、左下の温泉が落ちている場所では、たまご持参で温泉卵が作れます。よろしければどうぞ。
和倉温泉で超有名宿といえば加賀屋ですが、その前にこんなモニュメントがあります。
ここでも飲める+温泉卵なところがあります。傷ついた白鷺が温泉で癒しているのを漁師がみつけて、温泉が涌いた浦があるってことで、昔は涌浦という字だったんですって。
あるいていたら、わたくしの神さま、大黒さまの像が。なぜこんな像があるのかは不明ですが、いちおう撮っておきました。
宿にもどり、風呂に入ります。今日はもう酒を飲むのはやめます。今後のことはまた考えるとして、今日は風呂には入って、寝ます。
お風呂には、こんな飲料が置いてあります。これはありがたい!お風呂で汗をかいて喉がかわきますから、こいつで満たしましょう。
なんだか、テンション下がる放送、なぜ見てしまったんでしょう。不思議です。テレビなんてぜんぜん見ていなかったのに...なぜ今日だけ...かみさまのおぼしめしでしょうか...
明日からは7月です。例によって全然プランしていませんが、適当にすごします。
ではまた。
Posted at 2010/06/30 21:34 by みつ in 見どころ | コメント[1]
高山から金沢まで
では、高山から富山、金沢方面へ出発します。
乗る列車は、12時00分高山発、13時01分猪谷着の普通列車にしました。特急を待ってもいいのですが、なんとなく在来線でゆっくり行きたくなっております。
高山といえば、さるぼぼ。顔出し看板もさるぼぼです。
ちょうどお昼の時間です。途中下車する猪谷駅は無人駅のため、きっとまわりに食べるところなどないでしょうから、ここで駅弁を買っておきます。
では、こちらに乗っていきます。
買ったお弁当は、さるぼぼちゃんのおべんとう、というものです。どうです?キュートでしょ?
あめ玉入り!
そしゃためらってな、とは、「それでは、お気をつけてね」だそうです。ためらうって。
中身はこんな感じです。なかなか味付けが濃いですが、いいんです。このキュートな弁当箱が欲しいんですから。
岐阜県最北端の駅、杉原駅です。高山本線、ここまでがJR東海のエリアです。次の終点猪谷駅からは富山県であり、JR西日本エリアです。
ふとみると、31.4度だそうです。暑い...のかな?体感温度はそんなに高くないんですけど。
猪谷駅につきました。次の列車は13時43分猪谷発、14時33分富山着の普通列車に乗ります。ここでは40分ほどの時間があります。
ひさびさに、線路上の踏切でホームを移動するタイプの駅です。
これは、なんでしょうか?手と足、右左...
ああ、ここに立って指差し確認しろってやつですね。
では渡って、外へでてみましょう。
猪谷駅です。駅舎の中には運転手や車掌が待機しているそうですが、駅自体は無人駅扱いで、下車印はもらえません。
駅前の雰囲気は...まあ、気にせず前へ進んでみましょう。
猪谷関所館なるものがありました。時間をつぶすために、ここに入りましょう。
ジオラマがあります。写真ど真ん中の川沿いに白い棒がたっているところは、西猪谷関所のあった場所です。つまり、現在地ってことです。本当に谷間にあるんですね。
なんだかおかしなものがぶら下がっています。これはなんでしょうか?
壁の説明書きをみると、このような縄でつくった籠を、川の対岸と結んである縄のうえにのせ、川をわたるための「籠渡し」の再現だそうです。ひ���りで川を渡る場合は、この籠の上にのって、前半、縄がたるんで下がっていくので、体で反動をつけながら、ずるっずるっと滑り降りていくんですって。その後、後半は縄のたるみの関係上、のぼりになるわけですが、この時は岸から伸びている縄を手でたぐって、岸までずるずると籠を引っ張って近づけて行くんです。一人は嫌だって人は、いくらかを払えば両岸にいる万人が縄を岸からたぐってくれるので、乗っかっているだけでOKみたいです。
ということで、乗っかってみました。あ、これ、乗っかっていいって書いてあるので。結構頑丈な作りになっていて、籠としては安心感があります。問題は、上の岸の間を渡っている縄のほうですね。ちょっと怖いかも。
この籠渡しが行われていた場所もジオラマにあります。例によって写真のど真ん中。川を渡っている細いものがみえるかどうか...こんな谷を、あんな縄を信じてわたるなんて、度胸がためされるのかもしれませんね。
外には、関所の様子や文献、あるいは4年前ぐらいまで走っていた神岡鉄道の展示などがあります。
30分じゃとても見きれないほどの充実っぷりです。非常に楽しめた場所でした。すばらしい!
外にでると、こんなポスターが。体験堀りフェアなるものが今日あれば、ぜひ参加したいところですが、7月4日だそうで。この猪谷駅近くの道の駅で開催されるそうです。
残念ながらお店はしまっていましたが、猪谷名物関所せんべいというものがあるそうです。気になります。次回いつくるのかわかりませんが、次の機会にはかならず買ってみたいと思います。
ホームにもどると、JRの方がたっています。もしかして特急がくるんですか?と尋ねると、もうそこまで来てます、とのこと。
振り向いたら、すぐに登場しました。特急ワイドビューひだの入線です。
ここでJR西日本からJR東海に運転手、車掌が交代します。わざわざこんな無人駅で、めんどくさそうです。
つぎはこちらに乗ります。
ドアは手で押して開けてくださいとのこと。結構重たいです。頑張って押しましょう。
「もっと高山本線」というステッカーがはられています。増便した記念なのでしょうか。
では、出発です。出発時点ではがらがらでしたが、すぐにどんどん人が乗ってきて、富山につくころにはたっている方もいるぐらいでした。
富山につきました。つぎは15時22分富山発、16時00分金沢着の特急サンダーバード34号です。ここでは50分ぐらいの時間があります。
跨線橋から下をながめると、レールのないホームが見えます。こちら、新幹線関連の工事のために一部閉鎖されたホームです。閉鎖した分、暫定ホームをつくって運用しています。
こちら、旧駅舎です。この中には前からあった物産館がいまも営業中ですが、JRは移転しています。
移転と言っても、隣に仮の駅舎をたてたんですが。
こちらは、「アヴィレ」っていう24時間借りられるレンタサイクルの自転車置き場です。ICカードなどを利用して、簡単に借りられるようなシステムを始めたって、そういえば昔ニュースを見た記憶がありますが、これのことだったんですね。結構自転車が出ているので、利用者はそこそこ多いのかもしれません。ただ、旅行者がさっと借りるにはハードルが高そうなので、それが残念でした。
郵便ポストの上には、こんなものが。富山の薬売りの像だそうです。
富山は路面電車も充実しています。富山って、なんだか交通事情の進んだ地域ですね。
ここでは、セブンイレブンに行って、ATMでごにょごにょします。月末ですので。ですので、50分近くある時間、今まで載せた写真ぐらいしか撮っていません。仕事ってたいへんですね。
無事、駅にもどってきました。こちらは名物立山そばだそうです。名物なんだそうです。本人が言っているから、名物なんです。
こちらに乗っていきます。結構傷ついているみたいです。いろんなものとぶつかったのかな?
さて、金沢につきました。このあとは、ここで途中下車して、別途切符を買って、和倉温泉へいきます。金沢近辺を探したんですが、ちょっと時間が遅すぎたのか、どこも泊まれずにしょうがないので1時間半ぐらいかかりますが、和倉温泉にしてみました。
ではまた。
Posted at 2010/06/30 16:04 by みつ in 見どころ | コメント[0]
濁河温泉から高山まで
では、高山駅までのドライブです。
宿をでてすこし進むと、こんな道になります。これや走りやすいです。
途中、高山方面に曲がると、突然こんな道の状態に。道の真ん中に草がはえていたりします。道幅は1車両分。対向車が来たときに退避する場所は、たまにあります。今回は1回だけバックすることになっちゃいましたが、あとはその退避場所を利用してなんとか進むことができました。まあこの手の道ではこの面倒くささが楽しいんですけど。
どうでしょう、この怖い看板。結局どの段差が3つの危険な段差だったのかは分かりませんが、段差だらけなのでゆっくり走りましょう。
道の脇には小さな沢がところどころにあります。御嶽山の雪解け水なんでしょうか。
そのうち、国道にでます。この国道は最近きちんと整備されたようで、高山まで気持ちよく走れます。さきほどまでしんどい山道だったので、すがすがしいドライブになります。
高山祭りの絵かな?ちょっとはっきりは分かりませんが、こんなのがトンネルのところにありました。
高山駅まで、ゆっくり走ったので1時間半ぐらいで到着しました。あまり強烈に晴れるとぬか床が心配です。
それでは、車を返して、列車の旅にもどろうと思います。
ではまた。
Posted at 2010/06/30 11:41 by みつ in 見どころ | コメント[0]
濁河温泉で朝を過ごす
いつものごとく、午前4時に起床。一度2時半に目が覚めましたが、二度寝をしておりました。
外の様子はこんな感じです。そろそろ日が昇ってきそうな予感。標高1800メートルから見る空はきれいなものです。
朝5時ですが、気持ちが良さそうなのでお風呂に入ります。朝から爽快です。しあわせです。
濁河温泉のお湯を使った貸切風呂にも入ってみました。こんなお風呂です。団体できて、みんなでわいわい入ると楽しそうだなぁと思えるぐらいの広さです。
御嶽山によって隠れているのでしょう、日の出がちょっと遅いみたいです。
朝6時半ごろになると、いよいよ太陽が昇ってきます。気分爽快です。向こうにうっすらと見える山は岐阜と石川の県境、白川郷がある場所、白山だそうです。日本三名山であり、日本百名山でもある、有名な山なんです。うっすらしか見えませんが。
朝食をいただきます。今日は8時ごろ出発しようかと思っていましたので、本来8時からのごはんを7時半からにしていただいています。
ここの温泉は、自家源泉も共同源泉も、どちらも飲めます。ということで、温泉がゆの登場です。おいしいです。
ご飯がおいしいのはいいですね。いい宿です。ますます気に入りました。
漫画がこんなにたくさん置いてあります。朝食の部屋まで移動した帰りに見つけた本棚で、いまごろになって見つけました。まあ読まないのでいいんですけど。
そうそう、ここの蛇口、無意識でひねると火傷します。気をつけてください。この旅では、こういう新しい発見が多くあります。そういえば、越後湯沢ではお風呂のシャワーを壁にかける位置が、右側ではなく左側だったりしました。普段、何気なく使っているので、こういうときに変な感覚に陥ります。このシャワーの時は、右利きで構成されている一般のお風呂が、左利きの人にとっては使い辛いのかなぁなどと感じていました。
食後にもう一度温泉に入ったところ、やっぱり気持ちがいいのです。8時に出発はやめました。10時ぐらいまで、風呂に入るのと、部屋でくつろぐのを繰り返します。それでいいんです。だって気持ちいいんだもん、ってかんじです。
今日のプランがしっかり決まっていないから、こんなにゆっくりできるんです。決めないでよかった。
いやぁ、いい宿です。おすすめです。
この後は、10時ごろチェックアウトして、とりあえず車で高山を目指します。あとは、駅について考えましょう。
ではまた。
Posted at 2010/06/30 09:27 by みつ in 見どころ | コメント[1]
濁河温泉
では、車を借りて出発です。
高山駅から1時間ちょっとぐらいかかる場所にあります。
途中、道の駅がありました。ひだ朝日村というところですが、野菜は全然売っていなくて、買い物せずにさらに進むことにしました。
ここで仕事がらみの連絡を受け、ちょっとパソコンを開いてうだうだと触っていたら、バッテリーが予備のものも含めて切れてしまいました。今日は列車の中でパソコンを触りすぎていたようです。
温泉街までつきました。なんと、標高1800m、御嶽山の7合目などという、とんでもない高地です。仕事の電話がらみで電気がはやいところ欲しく、ちょっと急いでいたので途中の風景は撮れずじまいでしたが、かなり細い山道を4、50分登りつづける、というハードなドライブでした。高山から1200m以上高いところにいるんです。
温泉の名前は「濁河温泉」(にごりごおんせん)です。自家用車で通年たどりつける温泉街としては、日本一高所にある秘湯なんです。
バスも走っていますが、高山、下呂方面からのバスはありません。ここは岐阜県下呂市ですが、長野県の木曽福島駅からのバスが運行しているだけです。自家用車ではなくバスを利用して濁河温泉を訪れたい場合は、中央西線で木曽福島駅に行ってくださいね。
今日の宿は、「朝日荘」です。今日の温泉は日本秘湯を守る会の会員宿なので選んだのですが、濁河温泉には他にも温泉宿があります。
こんなお部屋に通されました。この宿は温泉を使った床暖房をしているので、館内がほんのりあったかという贅沢な空間になっています。
エアコンはなく、夏は窓をあければOK、充分に涼しいんだそうです。
お風呂は、貸切のお風呂と男女別の風呂場と、2箇所あります。貸切のお風呂には、市が管理している濁河温泉共同源泉を毎分45リットル引いているんだそうです。男女別のお風呂は、自家源泉で、なんと毎分250リットルというすごい量のお湯が引かれているそうです。これは期待大です。
こちらが男女別のお風呂の男湯、内湯です。すこし濁っているんですね。
こちらはその男湯の露天風呂です。これだけの大きさのお風呂ですが、あふれんばかりのお湯の供給量ですので、フレッシュなお湯に入れます。大満足です。すこし熱いお湯で、そんなに長湯はできません。でも、大満足です。いいお湯です。最高です。しあわせです。
お風呂のあとは、お食事を。山のものをいっぱい出してくださいます。飛騨牛の刺身などもたべたり、おいしいです。
そうして、定番、骨酒です。こんなの出されたら、酔っ払ってしまいます。おかわりしつつ、いいかんじで酔っ払いました。
今日も満喫できました。またいい温泉、いい宿を見つけてしまいました。ここはおすすめ温泉宿の一つです。こんなに居心地のよい宿はそう多くはありません。人に勧められる宿ですね。こちらの宿では、名古屋や松本から、送迎バスを観光付きで出してくれるそうです。合宿とか、大きな打ち上げでどこかで一泊とか、そういうときに利用するのもよいかもしれません。なんだかんだ書きながら、次にこの宿にとまる理由を探しているのかもしれないぐらい、この宿は気に入っています。
明日は、まったくのノープランです。というか、プランして泊まろうと思って電話した何軒かの宿は、みんな6月末だからか知りませんが、消毒を行うのでだれもとめられない休館日だと言って断られてしまったので、とりあえず富山、金沢方面へ行くとして、夕方までに適当に決めようと思います。
ではまた。
Posted at 2010/06/29 21:14 by みつ in 見どころ | コメント[0]
岐阜から高山まで
では、特急に乗って高山へ移動しましょう。
こちらは特急ではなくて、高山本線を走る普通列車高山行きです。となりにとまっていたので、撮っておきました。
こちらが特急ワイドビューひだです。
こんなかんじでワイドビューです。
ここは高山本線でいちばんきれいな風景といわれている、「飛水峡」(ひすいきょう)です。こういうところを通過する際に車掌さんが説明してくれますので、見逃すことはないと思います。英語での説明も入ります。
高山本線は飛水峡も含めて飛騨川沿いを進んでいきますが、この飛騨川が気温の差なのか霧で見えなくなるという、不思議な風景を見ることができました。やわらかな白いわたが敷き詰められたようで、めちゃくちゃきれいです。
下呂につきました。今日の温泉は下呂市内にありますが、道の整備状況からすると高山まで行った方がよさそうですので、ここは通過します。
下呂の温泉街です。下呂温泉は全国的に有名なのでしょうか?一応日本三名泉の一つですが、有馬、草津ほど名が通っているのかわかりません。宿も巨大ホテルがひしめき合っているので、あんまり風情もありませんし。
下呂には、噴泉池という河原にある無料の露天風呂が有名で、仕切りもなんにもない温泉に、適当に隠しながら入るか、水着はOK的な温泉があります。どうやら最近、水着義務化がなされたようですので、入る方は持参してくださいませ。学生のころ入ったことがありますが、ものすごく熱いお湯がとんでもない勢いで湧いていて、若造だったわたくしはほとんど湯にはつかれず、半身浴と言うか足だけちょこっと入れていた、という記憶があります。恐るべし、本物の温泉!
今日はここで途中下車して、車を借りて宿にむかいます。
高山駅は海抜573mだそうです。ずいぶん登ったイメージがありましたが、案外低い位置にあるんですね。ちょっと意外でした。
高山駅では小雨がぱらついています。特急からほとんどの乗客が降り、駅前は賑わっています。いろんなところの送迎バスもむかえにきているみたいです。
この後は、車を借りて温泉宿まで移動します。
ではまた。
Posted at 2010/06/29 15:06 by みつ in 見どころ | コメント[0]
大津から岐阜まで
それでは出発します。この手のホテルはチェックアウトの手際がよくてたすかります。
最初に乗るのは、8時04分大津発、8時08分山科着の普通列車か新快速です。普通列車も新快速も、時刻表では同じ時間に出発することになっています。どちらに乗ってもいいと思いますが、先に来た方に乗ろうかしらと。
普通列車が先にきました。こっちに乗っていきましょう。
山科につきました。ひと駅なので、あっというまです。次は8時28分山科発、9時37分近江塩津着の新快速です。
一瞬だけ外にでて、駅の様子を。通勤通学時間帯にばっちりハマっているので、大混雑です。そんななか写真を撮ったりしていて、みなさまごめんなさい。
こちらに乗ります。この直前、3分前に長浜行きの新快速が同じ車体で登場するのでややこしいです。
琵琶湖を右手にみながら列車が進んで行きます。なかなかの風景です。
途中、なんだかどたばたしている集団がいます。どうやら、乗り間違ってしまったようです。さきほどややこしいと書きましたが、新快速は長浜行きと敦賀行きが3分間隔で連続してやってきました。また、どうやら途中まではこの2編成はくっついて走っていて、どこかの駅で切り離しているようです。おそらく、切り離し前に長浜行きだと勘違いして、敦賀行きのほうにすわっていたのだと思われます。運転手に相談していますが、結局このままわたくしと同じように近江塩津に行き、そこから彦根方面へ行く列車に乗らなければダメなことがわかったようで、あきらめて座っています。
途中、マキノという駅を通過します。今は合併してしまいましたが、昔は全国で初めてカタカナを町名につけた自治体です。牧野ではなく、マキノなんです。それが駅名にも使われているからおもしろいです。
近江塩津につきました。次は10時05分近江塩津発、10時42分米原着の新快速に乗ります。30分弱の時間がありますが、まわりにはなにもなさそうです...
近江塩津駅は、ホームから駅入口までの高低差が大きく、こんな階段をどんどんおりなければいけません。もちろんエスカレータみたいなものはありませんので、頑張ります。
どんどん降ります。
最後にこのトンネルを通ると、
改札のところまでやってきます。不思議な構造ですね。
駅は、こんな雰囲気です。ちょっとすてきな建物でしょ?
駅の前の道、こんなことになっていて、特に見るべきものがありません。
じゃあホームにもどろうと歩き始めると、さきほどの乗る列車を間違えた方々が外に出てきます。「タクシーを捕まえよう」みたいなことを言っています。遅刻がゆるされないのでしょうか。とはいえ、琵琶湖の北の外れから、どちらかというと南寄りの彦根までタクシーって、きっと1時間半ぐらいかかります。もっとかもしれません。それは諦めたほうがいいと思うけど、急ぐ用事があるのかしらと思いつつ、わたくしはホームへ。
今度は登ります。しんどい...
入線してきました。こちらに乗ります。
やっぱり、乗る列車を間違えたみなさんも乗り込んできます。やっぱり列車の方が速いんですね。列車なら50分ぐらいですから。
今度は琵琶湖の東側を南下していきます。綺麗な風景です。
米原では、車両を連結するみたいです。こちらの車両が、すでにホームに入っている車両にくっつくことになっています。
米原につきました。次は10時57分米原発、11時28分大垣着の普通列車にのります。
15分の時間を積極的に使って、外へ出てみました。駅舎です。
となりには近江鉄道の米原駅があります。手前に立っている立て札を読むと、米原という地名の由来がかかれています。昔このあたりの街道から琵琶湖の方にかけては、背の高い葦が生い茂っていた葦原があったそうです。そこに入ると、迷って出られなくなってしまう、「迷い原」が転じて「まいばら」になったんだそうです。勉強になります。
では、出発しましょう。こちらに乗っていきます。
大垣につきました。次は11時41分大垣発、11時52分岐阜着の新快速に乗ります。
約15分あるので外へ出ると、こんな看板が。まさか奥の細道の話題がここで登場するとは思いませんでした。奥の細道は大垣で終了したんだそうです。
大垣駅はこんなかんじでした。時間がないので、ホームへもどりましょう。
こちらに乗っていきます。
岐阜につきました。次は13時08分岐阜発、15時05分高山着の特急ワイドビューひだ11号にのります。
ここでは、特急まで1時間ちょっとありますので、まわりを見つつ、食事をしましょう。
外に出ると、なんとも悪趣味というかなんというか、金色の織田信長像が。写真じゃわかりにくいですが、きんきらきんです。どういうセンスをしているんでしょうか?
織田信長像のあまりのインパクトに、岐阜駅の写真はこんな角度のものしか撮っていないことにあとで気づきました。
食事は、駅の中にはいい感じの店がなかったので、こういうときにいつも食べているチャーハンをいただきました。
食事のことは一旦忘れて、このあとは高山本線で高山を目指します。
ではまた。
Posted at 2010/06/29 13:01 by みつ in 見どころ | コメント[0]
大津の朝
今日は、すこし山奥の温泉に行くので、高山に15時ごろまでに着くような動き方になります。前半戦は鉄道での移動だらけになりそう。
朝、5時半ぐらいの外の景色です。駅前のホテルだけあり、客室から駅の様子がよくわかります。
朝食。いつもと同じテンションでたべます。野菜がおいしい!これは幸せです。
この後は、高山まで駆け抜けます。自分じゃなくて、列車がですが。
ではまた。
Posted at 2010/06/29 07:57 by みつ in 見どころ | コメント[1]